後悔しない間取りの基本!家族の健康にも関わる採光を意識した間取りとは

こんにちは^ ^住まいの正しい情報を伝えるコンサルタントの加賀です♪
加賀
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今日は、打ち合わせが進んで出てくると嬉しい分野
「間取り」について、光を捉えることのメリット・デメリットを解説していきます。

この基礎知識があることで、間取りまでは描けないと思いますが、
「図面を読み解く」能力は飛躍的に上がりますので是非読んでいってください。

1.間取りで光を意識する健康への重要性

間取りと健康

人の活動において重要な「太陽の光」ですが、人間の健康面にも影響が出ます。

太陽の光を数分浴びただけで体内で発生する「ビタミンD」の存在をご存知でしょうか?

ビタミンDは私たちの体内でカルシウムの吸収を助ける骨の健康に欠かせない栄養素です。
日光を浴びることで私たちの体の中で作られます。

また、日光を浴びることで「セロトニン」も生成されます。

実はこの「セロトニン」とんでもなく、人の活動には大事な役割を果たします。

別名「幸せホルモン」と呼ばれています!

 

■セロトニンの役割

  • ①精神の安定(精神安定剤のような役割)
  • ②思考力上昇(頭の回転が良くなる)
  • ③イライラの軽減
  • ④向上心の向上
  • ⑤やる気アップ

などなど、、日光を浴びることで、たくさん良いことが起きるんです!

またこのセロトニンの分泌は夜の睡眠誘発ホルモン
「メラトニン」の生成にも重要な役割を果たしていています。
メラトニンは人が睡眠に導入する際に重要な物質となります。

メラトニンは日中、日向ぼっこをたくさんできると
セロトニンが夜良質な睡眠に導入してくれます。

日当たりの良い間取りを作ることは、
あなたとご家族の健康面にとってもとても重要なんです!

2.光の入り方時間帯別間取りの作成のメリットとデメリット〜早朝から午前中〜

間取り作成の際、早朝から午前中の光を取り入れるように
設計するのことはセオリーと言っても良いでしょう。

例えば朝日が入るダイニングで朝食を摂ることによって
朝から家族みんなの体内時計がリセットされて、「家族みんなが活気付く」ことが出来ます。

特に、お子さんが就学中の場合は毎日ほぼ同じ時間に起きるので
「明るいところで朝食を取ると体調が整う」と言う習慣が生まれます。

学校や会社に着く頃にはしっかり目覚めていて、
勉学や仕事にうまく向き合えるようなサイクルができます。

個人的には東から光がはいる土地は間取りと一緒に
土地をご提案させて頂いた場合、成約率がグンと上がるので、
南道路の土地よりも貴重だと思っています。

なぜかと言うと、早朝の光は角度がほぼ水平のため、
東に建物があると朝日を受けられないからです!

体調を整えてくれる光が朝から入る土地に関しては貴重だと思って下さい!

ただし、デメリットもあります。

「朝日が入る間取りに向かない職業」があります。
加賀
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■朝日がたっぷり入る間取りに向かない職業

  • 看護師
  • 警察官
  • 消防士
  • 工場勤務などの交代制の職業

などです。

共通するのは「夜勤」があるお仕事ですね。

人は日を浴びると否応なしに覚醒物質が出てしまうため、
朝方寝る事が生活に入ってきている方は注意が必要です。

3. 光の入り方時間帯別間取りの作成のメリットとデメリット〜日中〜

日中の光もデメリットは少ないと言えるでしょう。
日中光を浴びることはこちらも体調を整えてくれますし、
日本人が好きな「日向ぼっこ」という言葉があるように、
日中の南から差す光はこちらも貴重になります。

ただし、い草の畳を使う「和室」や、木の質が悪い無垢のフローリング(よく見る節が多いもの)
が南に来る場合は、反りや曲がり、
色あせが多いのでメンテナンスサイクルが早くなってしまうので注意が必要です。

また、海外の方(目の色素が薄い方)は強い光に弱いため、
海外では南の光を「下品な光」と表現するくらい明る過ぎることを嫌います。

あなたは経験ありませんか?
ちょっと高いホテルで、「照明が暗いなー」と思ったこと。

これは、海外のお客様もよく来るホテルだと
クレームになる場合があるので、光の照度を調節しているようです。

4. 光の入り方時間帯別間取りの作成のメリットとデメリット〜夕方・西日〜

 

夕方の光、つまり西日はデメリットが多いと思われる方もいらっしゃると思います。

特徴としては、午後を過ぎると強まる西日は角度が低く、
作業をする時間帯に作業面ではなく、
「顔」の角度にちょうど入ってくるため、
仕事や作業中には向かない光とされています。

また、夏の「西日」については、こちらもまた光の入射角が低いため、
屋根の庇など関係なく住宅の外壁面に影を落とさずに当たるため、
性能の低い住宅には温熱環境の影響が大きい光となります。

基本的に煙たがれる西日ですが、実はメリットもあります。

それは気密断熱性能が東北基準以上の建物にとっては
「芸術性の高い光」として、建物に取り入れる事ができるからです。

西日の暑さに負けない性能の家でしたら、階段の2階付近や、
玄関ホール、廊下などに積極的に西日を入れる窓を採用して
「カッコいいオレンジ色の光」を住宅に取り入れる事ができます。

これは、建築家の黒川紀章さんが設計した
国立新美術館やガウディのサクラダファミリアにも上手く西日を取り入れた空間があります。

劇画チックな大胆な光として捉えると、西日もいいものですよ^ ^

光の入り方 時間帯別間取り作成のメリットデメリットまとめ

人が生活をする上で重要な時間帯別の光の特性はご理解いただけましたか?

加賀家は光が入りにくい敷地条件のため、吹き抜けをとって
朝から明るいリビングダイニングになってます。
また、寝室はたっぷり朝日が入るように設計したので、
冬のさむーい朝でも家が暖かいのと明るいので布団からすぐ出られます。

自分の生活リズムに合った光の取り方ができる間取りにすることは重要ですよ!

では、また^ ^

加賀

加賀加賀のプロフィール

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世間で大手と呼ばれるハウスメーカーで家づくりのコンサルティングを10年以上行ってます。
年齢30代、妻、息子の3人家族
高校、大学と建築を学び、工業高校の教員免許もあります。
また、父(もうすぐ70歳)が現役宮大工で
僕が小さい頃から現場手伝いをしているので、
現場の知識も持った建築に特化し過ぎた経歴を持ってます。

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